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2011年10月25日 (火)

4-2 数字の感じ方

姉「数字を数えるとき、よくこんな感じになりますよね。1、2、3、いっぱい」

弟「なんでやねん」

姉「まあ、ここまでひどくなくても、人は感覚で大きな数というものをきちんと把握するのは難しいのです」

弟「感覚ねえ」

姉「例えば株式の含み損が30万円あるとします。投資の世界ではたいした額ではないように思ってしまいがちですが、チロルチョコ1万個分の損と考えるとすごい損のような気がしますよね」

弟「チロル算のススメ!?」

姉「というのは置いておきます」

弟「え~」

姉「ここから本題。お金がないときに10万円もらえるとうれしいですが、1000万円もらえるときに1010万円もらえることになっても、前の例ほどはうれしさが増えません。逆に、いきなり10万円の出費は痛いですが、家を買うとかで3000万の出費を予定しているときに、何かの都合で10万増えても、あまり変わらないような気がします」

弟「う~む。わからないでもない」

姉「これは、お金の単位あたりの人の感情への影響(効用)が、お金の額が増えると減少する、というふうに見ることができます」

弟「ふむふむ。それが投資に関係するの?」

姉「大いに関係すると考えられています。つまり、少しの利益でも、それがとても大事なものに感じられ、すぐにその利益を確定したくなります。また、少しの損でも、それを確定するのがつらいので、どうせ損をするなら同じ、とどんどん損を拡大してしまうことがあります」

弟「典型的な負けパターンだね」

姉「人にはそういう傾向があるということを、あらかじめ考慮に入れておくことも必要かと思います」

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