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2013年2月11日 (月)

補遺2 特約付外貨定期預金(仕組預金)の「金利」について

※例のデータが古いので注意

試しに、ドルの特約付外貨定期預金3ヶ月ものの適正な利率はいったいどのくらいなのか、かなりいい加減ですが、エクセルを使って計算してみました。

要は、これまでの過去のデータから、特約付外貨定期預金で銀行が得た為替差益の平均値を求めて、それに見合う利率を求めようということです。

データはヤフーファイナンスのページからいただいてきました。

http://info.finance.yahoo.co.jp/history/?code=usdjpy=xにアクセスし2008年6月13日から2009年6月14日までのデータを「表示」

すると、検索結果の画面が出てきます。

エクセルを立ち上げ、「データ」→「外部データの読み込み」→「新しいWebクエリ」を選択。出てきた画面で、先ほどの検索結果のURLを入力して「移動」し(選択したいテーブルの左側の「→」をクリックして……だとうまくいかないときがあった)「取り込み」

ヤフーファイナンスの検索結果は50件ずつ出てきますので、各ページで同じことを繰り返します。

データを取り込んだら、新しいシートに、時系列を崩さないように注意して終値をコピーして1年分のデータにします。都合、244営業日分のデータになりました。

そうしたら、終値の隣の列に

=IF(A61-A1>=0,A61-A1,0)

と、計算式を入力します。Aは終値の列を入れてください。ある終値を(大体3ヶ月ということで)60営業日前の終値からひいています(データは降順です)。円高だとプラス、円安はマイナスですが、円安の場合でも銀行側には為替差損は発生しない契約ですから、マイナスの場合は0となります。

※もし特約の条件が「当日の約定金額より m 円円高になったとき」という条件であれば、「IF(A61-m-A1>=0,A61-m-A1,0)」となります。

計算式はセルの右下の黒ぽちをクリックしたまま下に引っ張ることで、どんどん入力することができます。

60営業日前のデータがないと計算できないことに注意して、これで、184営業日分のデータになります。そして、平均を取ります。

=AVERAGE(B1:B184)

Bは先ほどのIF計算式を入れた列です。184営業日分のデータの平均を取ると、5.5円となりました。過去184営業日分の平均で、銀行は5.5円の為替差益を得ているわけです。

さらに当初の終値の平均も出してみます。

=AVERAGE(A1:A184)

大体、96.62円になります。

これで、変動の割合を出して年率%に換算すると

=5.5/96.62*100*4

大体22.8%です。なので、銀行が23%以上の利率を提示しているなら、考えてもいいかもしれません。それ以下の利率なら、やるだけ損です。

ただし、これは過去のデータから計算したものです。将来もっと変動幅が大きくなれば割に合わないことになります。



ちなみに、さらに為替手数料を取る、がめつい銀行の場合も考えてみます。

ドル円のTTSとTTBの差を2円とすると、上記のIF計算式がちょっと変わってきます。

=IF(A61-A1>=0,A61-A1+2,0)

そうすると、銀行の為替差益の平均は、約6.78円となります。後は同じなので同様に計算すると、リスクとつりあう利率は、28%くらいになります。

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